2009/08/28
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ページ 目次

8月度総会報告
    8月シラチャ支部総会報告    海神ポセイドンの怒り アブラボウズ
ワタクシは恐怖ウニ人間 ミナミバンドウ
   またまた!写真が掲載されました 本まぐろ
レンズの独り言 Marcy




だむなーむ第72号


会報2009年8月号

今月は隊員証発行強化月間です

 

 

8月度総会報告

 

お盆明けの総会は女性が過半数を占める異常事態に独身男性隊員は突然の楽園の出現に会話も異常に盛り上がり一方所帯持ち男性は会場隅にて静かに人生の儚さを語ると言う図式になりました

 

今年の春に帰国したアオマダラエイ隊員が丁度先週から来泰パタヤで潜っていた模様ですが日程が合わずに総会には出席出来ませんでした。しかし義理堅いお方です。身代わりにと琉球泡盛久米仙が届きました。誰も読まない会報だからせめて色を付けた大きいフォントでアオマダラエイ寄贈と会報に載せてくれとメモが付いて来ましたが申し訳ない同じ黒文字11ポイントです。

 

もう一方の義理堅い隊員はクラクラ隊員です。此方は本帰国にて皆様に御挨拶も叶わぬと大吟醸が1本届いていますが箱は金色で瓶は薄手の高級ガラスにも拘わらず名前が何とYK35?!日本酒とは和風の名前が付くものと思っていましたがこの露西亜の短機関銃みたいな名称はなに?ともかく味は大吟醸にて皆で小さいグラスに一杯づつ分け合いました。瓶も小さいな。

 

さて設立から数えて既に半世紀のさいあむ潜水隊ですが今月の月例総会にて初めて!参列者の女性数が男性の数を上回りましたパチパチ。何時も出席されるハナゴンベ隊員が今月不運にも欠席というハンデを乗り越えての快挙です。尤もハナゴンベ隊員は出席されていても何時も男性に数えられていますが。

 

今月の新人レザーバックタートル隊員にチンアナゴ隊員そしていのは隊員の3名にて隊員番号280番に達しましたので後20名にて300番。300番登録隊員には何時もの様にANA提供バンコク・スワナプー往復スカイトレインのチケットそしてママ1年分が贈られる予定です。

 

今月も会場には42インチ大スクリーンが設置され食事の間に撮影日数のべ4500日ロケ地全世界200カ国以上の謳い文句の割りに面白くないEarthが上映されています。食事の後のスクリーンにはガンガゼ隊員からパタヤの海が映し出されました。味噌汁の中の豆腐かと思ったらサック島の珊瑚と言う調子です。引き続きましてはアナゴ隊員からシミラン諸島と田尾島の映像です。此方は解像度は素晴らしいのですが全ての写真の片隅に箱河豚隊員が写り込んでいて芸術的完結性の乏しい写真になっています。

 

今年度の猛烈潜水単なるタンク本数コンテスト略してタンポン2009も残すところ4ヶ月。

現在のところメバル隊員の145本が先頭を走っているようですが、一寸した腹の故障でハナゴンベ隊員や本マグロ隊員にすぐに追い付かれますからまだまだ予断は許しません。

勝ちが見えたと確信したメバル隊員よりあくまで一般的な意見としてタンポン2009優勝者には豪華景品を用意すべきではないだろうかと云う建設的な提案が為されました。

自転車や炊飯器や扇風機やトースターという典型的なタイの年末スタッフパーティーくじ引き景品が候補に上がりましたので事務局でもさっそく後ろ向きに検討することになりました。

 

最後にはガンガゼ隊員から今年のマーメイド主催ごみ拾いの案内です。良い事ですので参加してやってください。ラッキードローもありますしニベアガールも水着で登場するかもしれません。

 

そんなこんなで今宵も大吟醸YK35の香りを余韻に焼酎いいちこが空き瓶を重ね世の中の半分は女性である事を思い出させてくれた楽しい夜は足早に過ぎて行くのでありました。

 

 

 



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月シラチャ支部総会報告

 

構想10年そして検討10日ついに本格的に活動を開始したシラチャ支部の記念すべき第1回月例総会の報告は当初は会報巻頭を飾る予定でしたが余りの御馬鹿ぶりに編集部の腰が引けました

 

 

7時のニュースをお伝えいたします。

本日予定されておりました、シラチャでのさいあむ潜水隊のシラチャ支部による、支部会が開催されています。 

 

現場にはアナウンサーが派遣されていますので、現場の状況を聞いてみたいと思います。 

現場の○×△さん?

 

現「・・・・はい、こちら現場です。」

ア「そちらの状況はいかがですか?」

現「・・・・はい、現在現地時間で7:00ですが、ちらほらと参加者が見受けられます」

ア「今回の集会はシラチャ初の試みですよね」

現「・・・・はい、支部長が仕事をしていませんでしたので、なかなか開催されなかった

  支部会ですが、ここに来てようやく動きが出てきました・・」

ア「何名程参加の・・」

現「総会では・・・あ、はい。・・・え〜予定では9名参加とのことです。

え〜・・バンコク総会は平均年齢が高いですが、こちらシラチャでは参加者の平均

年齢はかなり下がるものと予測されます。30歳台になるのではないでしょうか」

ア「どのようなイベントが企画されているのでしょうか?」

現「・・・・はい。こちら会場ではパソコンを持ち込んでおります。どうやら、以前に

  総会で実施して、好評だった水中写真の講釈大会をするものと予想されます。

  二番煎じです。」

ア「他に何か、イベントのようなものはありますか?」

現「・・・・はい。 

先月に行ったシラチャ発タオ島ツアーの計画を立てる模様です。

  あ、どうやら参加者が全員集まった様子です。 

乾杯をするようですが、どうやら総会と同様に乾杯の音頭を隊員に振っています。 

これは総会での事例を引き継いで、支部長が仕事をさぼるという態度の表れだと思われます。 この状況では、支部会が終わった後での、支部長の姿勢に対する非難決議も予測されます。」

ア「わかりました。 では、第一のイベントの講釈大会が始まりましたら、再度中継を

  お願いします。」

現「・・・・わかりました。では一旦マイクをお返しします。」

 

ア「現場からでした。 

本日未明埼玉県の国道で、大型トレーラーとバイクの・・・

  はい。さっそく講釈大会が始まったとの報告です。では現場の○×△さん」

 

現「・・・・こちら現場です。現場は非常に弛緩した空気が漂っております。

  どうやら、パソコンしかないために、遠くの席からはモニタが見えない様子です。

  次回の支部会には、モニタを持ち込む必要があるのではと思われます。」

ア「他の方々の反応はどうでしょう?」

現「・・・・講釈大会では、まず、まひまひ隊員の写真が提示された模様です。

  ようじうお隊員が、魚の名前を説明していますが、加齢で記憶が定かで無い上に

  酔っ払っている様子ですので、なかなか名前が思い出せない模様です。」

ア「名前を間違えないことを祈るのみです。」

 

現「どうやら、次回のシラチャ発タオ島ツアーのスケジュールも決まった様子です。

  ようじうお隊員がプラーチョン隊員に、今回の顛末と決定事項を後でメールするよう

  お願いしているとの情報が入りました。

  だらだらと続いた宴会ですが、そろそろお開きの様子です。

  最後にようじうお隊員が何か言っていますが、酔いのため呂律が回っておりません。

  記念撮影を行う様子です。 」

 

  P8140003

 

「今日のためにバンコク事務局より急遽わざわざ取り寄せた垂れ幕をバックの撮影ですが、

垂れ幕が一部しか映っていません。一旦マイクをお返しします」

 

ア「現場の状況わかりました。現場は多少混乱している様子です。

  今回の支部会では、次回開催されるかということが、大きな試金石となりますが、

  是非とも続けて欲しいものです。 

大きく時間がずれこみ11時になりましたが、7時のニュースでした。」

 

 

 



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寄稿

 

 

海神ポセイドンの怒り

by アブラボウズ

 

 

初めて投稿いたします。

アブラボウズ@シラチャです。

 

今回は、初のアウェイとなるプーケットでの出来事を報告します。

写真はほとんど撮っていないため、文章中心の投稿となりますがご勘弁を。。。

 

パタヤの海でダイビングに目覚め、パタヤの海で成長し、パタヤの海しか知らない、パタヤダイバーの私が初めてアウェイの地でダイビングに挑戦しました。

プーケット。

この地を選んだ理由としては、ダイビングだけではなくサーフィンも出来ると言った、一粒で2度おいしいということ。

というのも、ダイビングを始めたきっかけも、波の無いパタヤの海で出来るアクティビティを!

とのことでしたから。

 

同僚のじんべえさんからは、

「プーケットに行くのにサーフィンなんて!ダイビングをバカにしているのか!」

との、強いお叱りを受けておりましたが、そんなアドバイスは、右から左に、強いカレントと共に流れていきました。

 

んなこんなで、いざ出発。

 

旅程は、

/8  移動+夕方からサーフィン

/9  キングクルーザー、シャークポイント、ドグマイ島の3ダイブ

/10 終日サーフィン

/11 午前サーフィン 午後移動

 

うーん、よだれ物です。贅沢です。気ままな一人旅。

で、プーケット空港に到着。

荷物受け取りの場所で、自分のサーフボードが無造作に捨て置かれているのを発見。

さすがタイだな、と特に気にも留めずタクシーへ。

 

ホテルまでの移動中。

倒した助手席に横たわるサーフボード。僕はドライバーの後ろ。

何気に板をケース越しに触ると、先っちょがフニャフニャ。

「??」

でかいハテナと共に嫌な予感が。

ケースを少し開けて中に手を突っ込む。

すると、20cmくらいのサーフボードが出てきました。

 

そう、先端がバッキリ折れていたのです。

空港で気づいていれば、そのときに文句を言えたのに(言ってもどうにもなりませんが)、

時、すでに遅し。

 

このときの僕は、まだ気づいておりませんでした。

これが海神ポセイドンの怒りの警告だということを。

「ダイビングをバカにするな!浮気せずにダイビングだけやりなさい!」

というお告げだということを。

そして全ての不幸の始まりだということを。

 

諦めの悪い僕は、レンタルボードで板を借りてサーフィンに挑戦。

警告なんて聞こえません。ここでも神の怒りが爆発。

 

海は大荒れ。ビッグサイズ。

でもなんとか挑戦。波にもまれ、洗濯機状態に。

その勢いでラッシュガードが半脱げ。そしてそれが頭を包み込んだ位置で止まる。

はい、息が出来ません。前が見えません。パニックです。コントです。

浮上。しかし、頭はラッシュガードの中。

濡れた布を介してでは呼吸が出来ません。死に物狂いでラッシュを脱ぐ。

白人のガキが俺を指差して笑ってました。

なんという仕打ち!

 

それでも懲りずにサーフィンしてました。

 

すると、その夜またしても神の怒りが。

 

部屋の電話が鳴る。

女;「もしもし、常夏屋のxxです。」

俺;「あ、どうも。明日お世話になりますね」

女;「あの・・・その明日の件なのですが・・・」

俺;「え?なになに?(嫌な予感)」

女;「海況が悪いため、キングクルーザー方面の船が、明日は全便欠航になってしまって・・」

  「明日はラチャヤイ島にしか行けないんですけど、どうしますか?」

俺;「え??え????まじっすか??」

女;「はい・・・」

 

どうするもこうするも行くしかないですよね。

まさかまさかの船が出ず。なんと言う仕打ち!

 

恐るべしです。

 

 

二日目

 

で、やっとダイビングの話になります。

初のアウェイ。心が躍りますね。

しかも今まではカメラも持っていなければ、魚の名前もろくに覚えていない。

 

でもせっかくのプーケットということで、出発前にカメラを臨時購入。

BRICA製。ハウジングもあわせて6000THBという、信頼性・機能無視の価格。

とにかくワクワクです。

 

乗船。

船はかなり立派です。胸が躍ります。

しかし、湾から外に出たとたん、揺れが・・・

ダイバーにとって致命的なんですが、僕、船酔いがひどいんです・・・

ガイドさんとの楽しい会話中も嗚咽が・・・

結局途中でダウン・・・ポイント到着10分前まで死んだように眠る・・・

 

ポイントは、ラチャヤイ島ポイント1からポイント2へ移動しながらダイビング。

エントリー。

驚きです。水がきれいです。視界がクリアです。衝撃でした。

とりあえず、この透明度だけでも来た価値アリ!(といっても15mほどでしたが・・・)

 

で、初水中撮影大会!

 

これが記念すべき一枚目

Kumanomi a

クマノミですね。

なにクマノミだったかは??

 

しかし、見渡す限りの青い世界。

こんなに遠くまで見えるのは初めてなので、少々興奮しましたね。

 

 

そして、これがツバメウオの群れ。

 

 

 

Tubame Uo a

よく見えなくてごめんなさい・・・

 

タツノオトシゴです。

Tatsuno Otoshigo a

 

このほかにもクマノミ(5種類?)やドクウツボ、ゴマモンガラ、ダツ、タコ、などなど、色々と拝見。

 

キングクルーザーに行けなかったのは残念でしたが、初アウェイということで、そこそこ満足の行くダイビングとあいなりました。

 

三日目

 

今日もまた気合入れてサーフィンだ!

また神様に意地悪されました・・・

波が・・・ちいさい・・・ちょっとしか乗れない・・・

うーん、これは今日もダイビングにするべきだったか・・・

まぁそうは言っても、いまさら遅いし、楽しむしかない! そこそこ楽しみました。

とは言え、全体的になんとなく消化不良というか,

燻っているというか、もっとこう、なんというか、

「俺、今メチャメチャ楽しい!!」的な爆発するような何かが欲しい。

ということで、その場を夜の部に託すことにしました。

 

カタ・ビーチからタクシーに乗り、パトンビーチはバングラ通りへ。

パタヤのウォーキングストリートを小さくした感じですね。

初めてなので良く分からないまま歩くこと数分。

客引きが声をかけて来ました。

とりあえず喉も渇いてるし、まずは慣らし運転ってことで、ここでいいかぁってことで、

あとを着いていきました。

 

扉を開けるとカーテンで中が見えなくなっている。中に入ると薄暗くてよく見えない。

客は、二人だけ。なーんとなく嫌な予感。

メニューが出てくる。

驚きです。

ビアシンがなんと500THB!ハイネケン600THB!

最初、円かと思いました。

ふざけるな!いくらなんでも高すぎるだろ!と言っても、うちはこの値段でやってるの

一点張り。ぼったくりBARでした。

 

わかった。じゃあいらない、帰る!と店を出ようとしたら、オッサンに腕をつかまれる。

「一回入ったんだから何も飲まずに帰れると思うな。」とのこと。

でも、ビール500THBはやりすぎだろ!離せ!帰る!

すると、「飲まずに帰りたいなら300THB置いていけ!」とのこと。

このあと怖いおっさんが出てきても嫌なのでおとなしく300THB置いて店を後にしました。

あぁ神様。。。

ダイビングだけに絞らなかった僕にまだバツを与えるのでしょうか・・・

折れた心はそう簡単にはもどらず、普通のビアバーで飲んで終了・・・

 

最終日

 

前日の嫌がらせがまだ続いていました。

波、小さいです。

チャパチャパと水遊びのような波乗りをして、プーケット旅行の全行程が終了。

 

サーフィン、ダイビング、夜の部、すべてにケチが付くなんて、ある意味奇跡です。

神様、おいしいネタをありがとうございます。

 

神様、海の神ポセイドン様・・・

今度プーケットに来るときはダイビングしかしません。もう浮気はしません。

なので、どうか、どうか次回は最高の海況で大物とめぐり合わせてください。

ジンベエくらいで十分です。

今回、あなたの恐ろしさは十分に思い知りました。

もうこれ以上僕をいじめないでください・・・

 

といった感じで、二度と忘れることの出来ないプーケット旅行となりました。

 

 

 



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寄稿

 

 

ワタクシは恐怖ウニ人間

by ミナミバンドウ

 

 

4月から5月にかけて旅行してました。

タイから陸路でマレーシアに入り、周遊後、空路でタワウ、その後、陸路でボルネオ周遊でした。交通機関はヒッチハイクがメインで、都市周辺ではバスを主に使いました。

2009 3-5ryokou 1036 a

 

写真は幾つか添付しておきます。フルヘンティアン島の写真です。

 

2009 3-5ryokou 1029 a

 

2009 3-5ryokou 1046 a

 

タイ滞在以降は、フルフンティアン島、ティオマン島、カパライステイのシパダン島で潜りました。

きちんとした報告ではないのですが、カパライでの日記を書きました。


朝5時からのシパダン4連続ダイビングで、テンションの上がりまくったワタクシは、何を血迷ったか 、日ごろの「一日2本で十分」との持論を、忘却のかなたに追いやって、今日こそは無制限ダイビング満喫デイなり〜〜! と唐突に宣言。

昼食後のお昼寝もそこそこに 、リゾートのハウスリーフを、これでもか、これでもかと潜り倒しの、否 、マクロ生物イジメ倒しの、らしくない体育会系行動をしてしまいました。

 

そして、その日のラストはナイトダイブ、ナイト未経験のバディと少し潜り過ぎでボッ〜となった頭 、今思えばそれらが敗因なのですが、無意味にテンション上がり〜の、完全に調子乗り〜のワタクシは、全く意に介さず、「潜っちゃえば暗かろうが明るかろうが一緒!」、不安がっているバディを訳わからん理屈で追い立てて、海に飛び込みました。

 

安全停止少し前までは、いつも通りの挙動不審ダイブスタイルではあるものの、順調に楽しんでいたのですが、水深8mぐらいから、バディが足ヒレを上に向けての逆さ泳ぎを始めてしまいました!

「何遊んでんの?」と最初は思っていたのですが、「そんなことして遊ぶのは俺だけか?」と思い直し、浮力強すぎでパニくっているんだと、ようやく気がつきました。。。涙

これは助けなければ!と、タンクをつかんで一緒に逆さ泳ぎ♪するも、浮力が強くてなかなか沈ませることが出来ません!

焦ったワタクシは手を振り回し、岩をつかんで、どうにか下のほうに導こうとしたその刹那「ぎょえ〜〜〜痛いでやんす〜〜!!」

左手に恐ろしいほどの激痛が走ったのであります。

そうなんです。

岩の間に隠れていたガンガゼ君に、手の甲があたり、指のあちこちに棘が刺さってしまったのです。

エグジットした後も激痛は治まらず、何とか棘を抜こうとするものの上手くいかず、しかしこんなとこでウニに刺されたって医務室に行くのも恥かしくて…
とりあえず、「無かった事にする」という最強の荒業を使いました!!

するとなんと不思議なことでしょう。

一晩、経つと痛みが全く消えて残っていた棘も何故か無くなってしまいました♪ しかし心に引っかかることがありました。
それは、棘はどこに行ったのか??ということ。
あれだけ私を苦しめ、存在を主張していたウニの棘、ホントにどこに行ってしまったのでしょう?

考えられるのは、ワタクシの身体に吸収されたということ!

ということは、そうです、今のワタクシの身体の一部分はウニで出来ているんです。

つまりワタクシは「恐怖!ウニ人間」なのです・・・とほほ。
(下手なくせに人を助けようとするからオチ御免)

 

 

 

 



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寄稿

 

 

またまた!写真が掲載されました

by 本まぐろ

 

 

マリンダイビング9月号に掲載されましたので連絡します。
5月のeダイブクルーズにて、スリンで撮った天狗カワハギの写真です。


a

枝珊瑚の中で4個体が遊んでいるのを見つけ、逃がさないようにそっと近づき、偶然4個体が並んでいるところが撮れたので応募し掲載されました。

明るく撮れとのコメントですが、どこを明るくしろと言ってるのか?
どなたか教えてもらえませんか。。。

 

b

 

編集部注

 

毎月のように写真が雑誌に掲載されている本まぐろ隊員。編集部より読者に成り代わり、掲載されるコツを伺いました。誰でも載せるのか?順番に載せるのか?数打ちゃ載るのか?上手なのが載るのか?下手糞で教えがいのあるのが載るのか?

 

本人からは、ただただ小まめに応募することです、と回答がありました。

 

 

 

 



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連載(その26)

 

レンズの独り言

by Marcy

 

 

上流を目指して

 

 

 

隊員の皆様、お元気でしょうか?

なんだかんだと言いながらお盆が過ぎました。

 

夏のクルーズも最初の一山を越えたというところです。

8月前半までは台風や熱帯低気圧の影響が有り、海況も今一つ。しかも晴れているのに風だけは収まらない、という皮肉な状況ですから、島陰に停泊して風を避けているのに、お客様は「何故外のポイントに行けないの?」と素朴な疑問。天気は良いのになー。そして天候が回復したと思ったら、ベタ凪の日が続き、それはそれでまた異常気象なんでしょうね。ジンベエ様もようやくお出ましになって、その前まで乗っていた人たちがちょっと可哀そうなコンディションの変化です。

 

ところで、海況が安定したら島から離れたポイントにも出られますが、そういった場所では流れによってプランクトンが溜まるため、プランクトン食の小魚が集まる。その小魚を捕食するために大型の魚も集まる、という条件下で、群れが形成されます。もっとも、大型であっても必ずしも捕食者とは限らず、ただ群れを作っているものもいます。繁殖のためとか、何か他の理由が有るのでしょう。

 

タオ島周辺の海では、オニアジやスマなど一部を除いて、群れを作る魚はあまり動き回らずに中層に固まっている場合が多く、しかも基本的には流れの上方に向いています。

 

今回のテーマは、そういった動かない群れを撮る時のアプローチの仕方です。

 

ほとんどの人は、撮りたいものを見つけると、その対象に真っ直ぐ近寄ろうとします。

が、いかに“動かない”魚といえども、人間クラスの大きさのものが近寄ったら逃げようとするのはいたし方ないところ。頑張って追えば追うほど、逃げる方も必死になって、後姿しか撮れません。

 

このカットでは、たまたまですが、ダイバーのグループはツバメウオの後方から接近しようとしていますが、この位置関係で正面や横から群れを撮るのは、おそらく至難の業でしょう。

 

ツバメ1

 

こういった群れに接近するには、まず流れの上に回り込むのがベストです。

 

被写体を脅かさない程度の距離を保ち、大回りして群れの前方に出ます。

そして肝心なのが、泳がないで流されるということ。

フィンキックして近付くと、かなりの確率で逃げられます。息をひそめろ、とまでは言いませんが、さりげなく、動きを最小限にするのが大切です。ちなみに、ドリフトダイブの時などは、流されていると魚の群れの中まで入り込めることが有ります。泳いで入ろうとしてもまず無理なのですが・・・。

 

そして、ファインダーや液晶画面を見ながら、被写体が上手く収まるタイミングを狙う。

移動の方向が一定ですので、そのチャンスを逃したら、また大回りして回り込むしか有りません。下手にジタバタしたら、最悪群れが割れますから、あきらめも肝心です。

 

ツバメ2

 

『ここがシャッターチャンス』という瞬間に逃げられることも有りますので、寄り切る前から保険のカットを撮っておきましょう。

 

最初のカットはまだやや遠いうちに撮ったもの、こちらが寄り切ったカットです。

 

群れの後方からダイバーが近付いているおかげで、ツバメウオの方からカメラに寄って来てくれるような動きになり、バラけない状態の群れが撮れました。

他の人の動きなども、上手く利用してみて下さい。

 

流れが速いような時は、群れの上手に回りこむのがちょっとシンドイことも有りますが、日頃のトレーニング(何の?)と気合で頑張って下さい。

 

 

 


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